こんにちは(o´▽`)ﾉ
１０月のタバコの値上げに際し２ヵ月前から禁煙外来に通い禁煙をしています。この２ヵ月の禁煙で私が変わった事を記載して行きたいと思います。
体調面の変化
朝のおえーがなくなった
私は、ストレスがあるとおえーと吐き気を催します。特に朝はひどく、重要な仕事がある時は、腹筋が痛くなるぐらい吐き気がありました。しかし禁煙をしてからそのような事はなくなりました。
喫煙者が歯磨きをしている時に、吐き気を催す事はよく体験されていると思います。禁煙で、吐き気の呼び水がなくなり、朝の「おえー」がなくなったのだと思います。
吐き気がなくなったのが個人的に一番嬉しいです。
昼食後の眠気が減った
喫煙中は、昼食後寝落ちしてしまうぐらい眠気に襲われていました。１０秒ぐらい寝落ちし、その間に夢を見るなんてしょっちゅうでした。
しかし、今は午後は眠たいですが、寝落ちするほどではありません。これは本当にありがたいです。眠たいのを耐えるのは本当に辛いです。
体が楽になった
よく言われていることですが、体が楽になった気がします。体力が向上したという事は、つまり疲れにくくなったという事です。そのため、上記の眠気も減少したと思われます。
精神面での変化
今後について怯えなくても良くなった
私はそうでしたが、「いつかはやめる」と思いながら、いつまでも吸っていました。タバコを買うたびに自己嫌悪を感じていましたが、開放されました。
自分に自信がついた気がする
認知行動療法では、体が楽になる→心が楽になる 心が楽になる→からだが楽になる と体と心の状態の相関のお話があります。体が楽になったからか、精神面もやや余裕が出てきた気がします。
その他の変化
時間が増えた
タバコを吸っている時間は、色々考え事が捗ることも多いので悪い時間とはあまり思っていません。夜だったら夜空を見上げたり、普段しない事をして発見も有ります。
しかし、有効でない時間も多いです。ただニコチンを摂取するための時間です。禁煙でこの時間がなくなりました。
金銭面での余裕が増えた
１箱５００円前後を２日で１箱吸っていました。月に7500円ぐらいです。
変わりにお菓子やコーヒーやラーメンを買うことが増えました。好きなものをあまり気にせず買えるようになりました。それでも、タバコを吸っていた時よりお金の支出は少ないです。
やっぱり吸いたい
以前に比べ、吸いたい気持ちはかなり低下し、目の前にタバコを吸っている方いても我慢できるレベルになりました。しかし、まだ吸いたい気持ちは収まっていません。
しかし、「タバコを吸わなきゃ、会社にいけない」、「ストレスのある仕事は煙草が無いとやっていけない」と思うぐらい依存していましたが、今はそのような事はありません。
ニコチン中毒の機序
専門家ではないので間違っていたら申し訳ありません。
ざっくり言うと、ニコチン摂取によって、神経伝達物質であるドパミンが産生されます。ドパミンは快感物質で、達成感や幸福感等得られます。
非喫煙者でも、通常ドパミンが産生されます。タバコの怖いところは、ドパミン産生をニコチンに依存してしまう為、自力でドパミンを出せなくなってしまいます。喫煙者がお酒の席や、御飯を食べた後、楽しいことがあった後に、「何か物足りない感」が強いのは、自力でドパミンが出せない為です。物足りない感（ドパミン産生）をタバコ（ニコチン）で補います。
下の記事が分かりやすいです。
サイレンが鳴り止んだ時に似ている
タバコを吸った時の、「ほっ」という気持ちは、サイレンが鳴り止んだ時に似ています。ワァンワァンとサイレンが鳴り続けるとストレスがたまりますよね。鳴り止むとほっとする。タバコはまさにその状態です。
ドパミンが自力で産生できないので、脳は苦しいです。タバコを吸う事で、ドパミンが出て「ほっと」します。
ドパミンを作らない体に自らして、脳を苦しませている状態です。
簡単に達成感を感じる事が出来る
個人的に思っている事ですが、タバコを吸った時の高揚感は、何かを達成した時に似ています。
何か大きな仕事を成し得た時、成功した時はとても気持ち良いですよね。タバコを吸ってドパミンを産生する行為は、擬似的に何かを達成した時の感覚を作り出している気がします。だから、依存してしまう、、、。
現在禁煙外来に通っています
冒頭にも述べましたが、１０月からタバコの増税があり、増税に伴いタバコの値上がりがあります。また、２０１９年には消費税増税、２０２０年、２０２１年には更なるタバコ増税が予定されています。金銭的に、体力的にも厳しいので禁煙外来に通っています。
安い３ヵ月プランは、２万円ぐらいです。また、健保によっては禁煙が成功したら、２万円を返金するキャンペーンを行っている所もあります。私は、キャンペーンに参加しています。６ヵ月禁煙できたら２万円返って来ます。
禁煙外来では、ニコチンパッチと飲み薬どちらか選べます。因みにニコチンパッチの３０は処方が必須ですが、２０は普通に薬局やネット販売で購入できます。保険が効かないので高いですが、、。禁煙外来では、３０→２０→１０と最初は大きなパッチを貼り、徐々に小さくしていきます。現在私は、１０を貼っています。
まとめ
増税が続く中、愛煙家には苦しい時代となってくると思います。増税を機に禁煙を検討しても良いかもしれません。
