こんにちは(o´▽`)ノ
今回は、濃い赤橙色が秀麗な、「紅帝」について飼育して思った事など記載して行きたいと思います。
紅帝とは
紅帝は、楊貴妃の1型です。広島の方が作出され、最初は、楊貴妃として品評会に出品されていた様です。
楊貴妃と比べ、赤橙の濃さは目を見張るものがあります。
写真は、「紅帝より紅い紅帝」として品評会で評されたブリーダー様のブリードした個体です。購入直後の写真です。ペアで1万円しました。もっと濃く美しかったのですが、写真の拙さで表現仕切れていません。
もう1枚は、同じショップで楊貴妃として販売されていたものです。こちらは300円です。この楊貴妃も、普通の楊貴妃に比べて明らかに濃かったですが、上の紅帝には敵いません。
紅帝の飼育の注意点
このように、赤橙色が濃い紅帝ですが、飼育環境を調整しないと色が落ちてしまいます。写真は、上のペアです。あまり、色揚げを意識せず飼育していましたので、色合いが楊貴妃の色に近づきました。これでもかなり、濃いと思いますが。
こちらが直近の個体の写真です。途中から、屋外飼育から普通の水槽飼育にしました。水槽飼育に変えてから明らかに色が落ちた気がします。経年もあると思います。最近までオスもいたのですが、落ちてしまいました、、。
色揚げ方法
私も詳しくは分かりませんが、直接ブリーダー様にお聞きしたところ、
・グリーンウォーター
・販売ショップオリジナルの餌
との事です。それ以上は、聞く事が出来ませんでした。
因みに私の飼育環境は、
・屋外、青い浴槽(角型タライジャンボ水栓付 120型)
・グリーンウォーター
・市販のメダカの餌
でした。
ペアの子ども
写真は、ペアの子どもです。色揚げを考えずに飼育していたため、親のようにはいきませんでした。最初は、薄い色でしたが、成長するにつれて少しずつ色合いが濃くなってきました。
中には特に濃いものがいましたので、累代して固定率を上げていく為には、個体の選別が必要と思われます。
更に成長した写真です。上の写真の1年後です。親戚に全て譲っていました。改めてみると、親ほどではないものの、色が濃くなっています。私が譲った段階でもそれなりのサイズだったので、やはり環境・餌でしょうか。
楊貴妃として考えるとグレードが高いほうだと思います。実物は写真より、すこし薄いです。この中でも色合いが濃い個体がいました。
まとめ
飼育して思ったことは、いくら良い個体を購入したとしても、飼育者が色揚げを怠ると楊貴妃に近づいてしまう印象でした。しかし、親が優秀なので子どもそれなりに綺麗です。ヒメダカレベルも楊貴妃として売っている事もありますし、、。
青幹之、紅帝、深海の3種類を同時に飼育していましたが、なかなか大変でした。ただ飼育するだけなら楽なのですが、美しく見せようとすると努力と知識が必要な印象です。多数の血統を保持されている方には頭が上がりません。
あくまでも飼育した経験ですので、1例とお考え下さい。
ご覧頂き有難う御座いましたm(_ _)m