こんにちは(o´▽`)ノ
今回は、無理しないメダカの増やし方について記載して行きます。
私はそうだったのですが、最初飼育し始めた時、「メダカってどうやって増やすんだろう?」と疑問に思ったことは無いでしょうか?「卵はどうするの?分けたら良いの?いつ孵化するの?餌は?」疑問だらけで色々調べた記憶があります。個人的に一番楽な増やし方について記載して行きたいと思います。
※無理せず、ある程度増やしたい方におすすめです。最後に本気で増やしたい方に少し記載しています。
メダカの産卵
メダカは、他の川魚、熱帯魚等に比べて非常に繁殖欲旺盛です。多分、1ペアでも十分交尾すると思います。3ペアもいたら、本気で増やしたら、すごい数になります。
2日に1回産卵する
経験上、2日1回産卵します。1回の卵の数が、5粒~20粒らしいですので、仮に10粒としたら、1ペアで、1月 10×15=150粒となります。これが、7割ぐらい孵化したとしたらすごい数になります。誰かに譲らない限り処理できません。メスが3匹でしたら、450粒、、、すごいですね。
親が稚魚を食べる
基本的な考えとして、メダカは食欲旺盛です。そのため、稚魚も口に入るサイズであればどんどん食べてしまいます。親と一緒に飼育している方が、あまりメダカが増えないのはこれが原因です。全部食べてしまう事も珍しい事ではありません。対応策としては、水草を入れる等して、稚魚が少しでも生き残れる環境を作る事が重要です。
では稚魚を増やす為にどうしたら良いか記載して行きます。
【無理せず】増やす方法
まず簡単に説明します。
1.親と子供用の環境(トロ舟、発砲スチロール等)を用意
※可能なら大きくなった稚魚用も容易
2.親が卵をつける産卵床の用意
3.産卵床を定期的に稚魚用発砲スチロールに放り込む
4.稚魚が大きくなったら親用(大きくなった稚魚用)トロ舟に入れる
これだけです。1項目ずつ説明していきます。
1.親と子供用の環境(トロ舟、発砲スチロール等)を用意
上記で説明した通り、親が子どもを食べてしまいますので、増やしたい方は親・稚魚用の環境を用意することが必須です。私はもう一つ、大きくなった稚魚用を用意しています。
容器は、トロ舟でも、発砲スチロールでも何でも良いと思います。私は、親はトロ舟(兼観賞用)、子どもは発布スチロールです。
親用
稚魚用
大きくなった稚魚用
グリーンウォーターの作り方
メダカは、グリーンウォーターで飼育すると調子が良いです。グリーンウォーターには多数のプランクトンがいますので、それ自体が餌になります。グリーンウォーターは簡単に作れます。
1.発砲スチロールに水を入れる
2.水草を入れておく。藻があればなおよし。
(3.貝か何か入れておく)
4.放っておく
これだけで作れます。もともとグリーンウォーターがある方は、その種水を使えばすぐに出来ます。
2.親が卵をつける産卵床の用意
メダカは、卵を産んだら、水草等にくっつけます。産卵床は、メダカが卵をつけやすいように作られたものです。水草でも十分に産卵床になります。しかし、個人的には、市販されている産卵床が便利なので使用しています。値段も安いですしね。自作も出来ます。
市販のものはこのような形です。
浮きます。
出すとこのような形。藻で汚くなっていますが、、、。
3.産卵床を定期的に稚魚用発砲スチロールに放り込む
ここまで、出来たら後は簡単です。親環境に入れていた、産卵床を定期的に、稚魚用環境に放り込むだけです。稚魚は、25℃であれば、10日ぐらいで孵化するようです。
2週間ぐらい、産卵床を稚魚用環境に入れて、親環境に戻す。ついでに、親環境に入れていた産卵床を交代で、稚魚用にいれる。
これだけです。
産卵床をよくみると、卵が付いているのが分かります。
時間が経つと針子が出てきます。
4.稚魚が大きくなったら親用トロ舟に入れる
稚魚が大きくなったら、親と一緒にします。大きくなった稚魚が、生まれたばかりの針子を食べてしまいますからね。私は、もう1つある程度大きくなったトロ舟にいれています。この辺は、どれくらい増やしたいかによります。
写真は、稚魚用で大きくなった個体です。このような個体を移します。
大きくなった稚魚用のトロ舟。
餌は?
本当は、メダカ用の餌を与えると、どんどん産卵しますし、稚魚も大きくなるのですが、私は不精であまりやっていません。環境内で発生したもので、餌を摂取していると思います。メダカはこの点楽です。温度にも強いですし。結構あついなぁと思う温度でも生きていますからびっくりです。
越冬します。熱帯魚では考えられません。
本気で沢山増やしたい方に
本気で増やしたい方は、今までのやり方では大量の個体を獲得できません。
1つのやり方として、生まれた卵を確実に採卵し、稚魚用環境に移します。
私は、初心者で、プロではない為あくまで参考にして下さい。
めん棒で採卵
賛否両論ありますが、私は、卵をめん棒で取り除いて、移していました。メダカは、朝方卵を産みますので出勤前に採卵して移していました。かなりの数が産まれました。
親を傷つけてしまう可能性があるのが、「否」の部分です。高い親でしたら、なおさらですね。
稚魚用発砲スチロール1つでは足りない
前述の用に、大きくなった稚魚は、針子を食べてしまいます。また、稚魚が大きくなったら他に移すというのは膨大な作業です。そのため、稚魚の時期ごとの発砲スチロールをご用意するのをお勧めします。
まとめ
卵があるとどうしても、増やしたい気持ちに駆られますが、増えすぎても困る事もあると思います。
実は、私自身もっと手抜きしてやっています。2週間に1回も産卵床を移していませんし、大きくなった稚魚もたまに移す程度です。それでも、増えています。
今回のやり方は、楽にある程度増やす方法のご紹介でした。もしよろしければ実践してみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。