外部の中の掃除って、2週に1度くらいやってる?
下水のヘドロがたまってるようなフィルターは、外部に限らず病気の原因
病気かな?と思ったら、今回してるフィルターの大掃除すべき
そのためにもサブフィルターは、普段からいれておく
例えば底面なら毎週プロホースざくざくか、底床砂利にホース水流で巻き上げそのまま半分水換えれば槽内有機物半減できる
例えばスポンジなら、4本のうち3本を飼育水排水で丁寧にしぼると真っ黒に
基本は与えたえさと同じ重量の、排泄物のなれの果て有機物を外へ出さないと、ろ過の途中に溜め込むと水質悪化して、必ず病気になるよ
病気って病原菌の濃度が上がるより
生体の体調が悪くなって罹患する方が多いと思う
水温下がると白点とかね
病原菌は常に水槽の中に居る
底床ザクザクしまくって泥をガンガン出すと
密集していた脱窒菌が排出されて脱窒能力が落ちて
掃除した時は換水で水質改善するけど
その後の硝酸塩濃度が上がりやすくなる
フィルター内の過度な掃除も同じ
硝酸塩で魚の体内酸素供給能力が低下して体調を崩す
そして病気になるみたいな
硝酸塩濃度を下げたいなら
バイコム21などに入ってる脱窒する(アンモニアや亜硝酸に還元しない)通性嫌気性菌を増やして
酸素の奪い合いをさせて脱窒も起こるようにするといいし
砂糖を極少し添加して菌類の活動を促進してもいい
余り綺麗に掃除し過ぎるのも良くない場合があるということだけど
かなり長期維持してきた水槽の場合で
硝酸塩濃度が下がらない場合は水槽内のバクテリアバランスが脱窒方向ではないと言う事
逆の場合は適度に脱窒される環境が出来ている
気をつけておくことは
濾過能力の高いフィルターを設置しても
それだけでは硝酸塩濃度を減らさないって事
だから換水する必要がある
硝酸塩濃度が上がりにくい水槽は
フィルターの濾過能力が優れているのではなく
脱窒バランスの良いバクテリア構成になってるという事
そして炭素源などによる脱窒能力の高い処理が出来れば
見た目気持ち悪くなる位の超過密飼育も可能
掃除する事で水質が良くなる事も確かだけど
目的は水質の改善と安定にあって掃除ではない事を言いたかった
連投すまん
参考になったよ、ありがとう
以前から気になってたんだけど
脱窒って水溶の窒素成分を固めてしまうんでしょ?それをやるのは細菌かバクテリアか植物プランクトン?
よくある成長の早い植物を水耕栽培?
脱窒バランスの良い
そして炭素源などによる脱窒能力の高い処理が出来れば
>>790
というのは、具体的には例えば0.2%くらい砂糖入れで実現するのかな?他に何かやってみるべき策がある?炭水化物投入を定期的にやればいい?
無論水とフィルターは出来てて、定期的に水換えしてるとして
掃除し過ぎないでも、水が輝いてて魚が健康で機嫌よさそうなのは、観察すればわかるけど
タンパク質にして生体に同化させるのも脱窒だし
呼吸の過程で窒素にして気体化するのも脱窒だけれど
どちらも炭素源として砂糖または生物分解性樹脂を使う
完全に嫌気だと還元が起きてアンモニアや亜硝酸が発生するから加減が必要
10年くらい前の砂糖水槽は酵母菌から始まる同化
例に挙げたバイコム21は通性嫌気性菌による脱窒
砂糖の量は水槽によって異なるから
凄く少ない量から始めると良いよ
量が多いと酵母菌爆殖で白濁して砂糖水槽の方向になる
>>812
バイコム21が通性(ずっと続く意味?)嫌気性菌(酸欠な水を好む?菌)=酵母菌なのかな?
で、餌として砂糖と水中の窒素を食べて、自らの成長に使うのかな?
つまり、水槽にバイコム21と砂糖を適量投入すると、脱窒になる?
ただ普通にエアレしてるから、嫌気にはならないが、まともに脱窒されるかな
ろ材も色んな考え方があって
コロニー重視で多孔質のリングやサブストで良いと考えるか
ばくだまみたいに大きな直系の球体の中心の嫌気性重視や
底床の粒と厚さで調節って考え方もある
いずれもろ材表面は充分な酸素供給が出来る事が条件で
バクテリアの酸素の奪い合いの中で程良い脱窒が起きるという考え方
個人的には昔の砂糖水槽の白濁やコロニー腐海は単なる過程で
結局は通性嫌気性菌による脱窒に傾いていく物だったと思うよ
だから白濁を発生させる必要は無いと思う
本格的にやるなら濾過の末端に生物分解性樹脂を仕込むのも良いけど
砂糖をパラパラ振掛ける方が
水槽内にも微生物が繁殖しやすくなるから
エビも調子良くなるし良いかなと思ってるよ
もちろん適度な掃除と伴う換水はした方が良いと思う
硝酸塩濃度をコントロールするのと
環境の維持はちょっと別物だし
個人的には水槽から出す物として汚泥の他には
増えた浮草が色々簡単で良いと思う
水槽の中は消費と供給が常に行われるものだから
目指すのがバランスドアクアリウムじゃなければ
何かを入れて出す事になると考えると良いんじゃないかな
確かに浮草など水槽の水で育つ植物が、確実に水中の脱窒してるから、増えたら適宜取り除くのが楽に安全な策か
じゃ、やっぱり上部ろ過槽でポトスwってのも、楽でいいかも
なにを趣味にしてるんだか、という見た目の話は棚に上げてw
充分な酸素供給って書いたけれど
普通の構成の水槽なら
常時エアレーションではなくて
昼はco2添加夜はエアレーション
外部でもOKです
砂糖添加は最初はエアレーション中が安全かも
始めるならくれぐれも極少ない量から
硝酸塩濃度次第では間隔開けて添加で充分
硝酸塩減るのでその分の窒素肥料が減ると考えてね
通性嫌気性菌は酸素が有ると酸素を使って呼吸するけど
酸素が足りないと酸素以外のものを受容体として呼吸する
水槽だと硝酸イオンを使って呼吸する
酸素が足りなくなるのはより表面の菌が酸素を消費するから
奥の菌は酸素が足りなくなるため硝酸イオンを使う事になるよ
だからバクテリアコロニーが発達すると脱窒が進む
底床内の腐食がある程度溜まってた方が調子良いのも同じ
ポトスを植えるのは言い得て妙
テラリウムの硝酸塩が増えにくいのは正にその通り
水中に植えて水上葉モッサモサの水槽も
硝酸塩濃度は安定するよ
水上葉の方が活動量大きいから硝酸塩をより多く吸収してくれる
>>819
なるほど、例えば底面フィルター下の巨大バクテリアコロニーでは、表面バクテリアが先に酸素使うから、中の方のバクテリアは酸欠になってるのか
じゃそこに砂糖パラパラで、脱窒が進む理解であってるかな?
でコロニーで脱窒したなれの果ては、何の物質になるの?
水上葉も、普通の観葉植物の水耕栽培と変わらんね
今なら植物用LEDなんかもあるし、脱窒装置として使えるな
当然、育つ植物は根から養分として吸い続けてる訳で、黒ひげとかこけの抑制にもなるか
安易な知識で砂糖なんて入れたら後悔する。入れ過ぎたら簡単に水槽崩壊するからね。生体メインの飼育者がわざわざ手を出す事はないよ。
無酸素の水が排出されてるのか
そんな状態で水を循環させてたらあっという間に無酸素水槽になっちゃうだろ
何年も維持したり生体多くて硝酸塩の蓄積が多くなると
換水だけでは処理しきれなくなるんだわ
病気になり易くなってポツポツ落ちるし
脱窒を意識して硝酸塩を少なくすると病気にならない
だから硝酸塩濃度が高くない水槽なら
脱窒を考えなくてもOK
無酸素になるのはコロニー内だけだから
フィルター内全てが無酸素になる訳ではないよ
水循環の無い底床内では砂糖添加しなくても嫌気になる事があるよね
粒の小さい砂で薄くするのは嫌気回避にもなる
昔の炭素繊維を使った脱窒研究のアーカイブ見つけたから貼っとくよ
水槽内の環境については水産系や水族館系やバイオ系の研究で一通り進んでる
自分の水槽の環境についてはそれらを繋ぎ合わせるか何をチョイスするか考えないといけないけど
http://web.archive.org/web/20020226032237/http://spokon.maebashi-it.ac.jp/umetsu/2000/
これは勉強になるな
150リットルに1000匹とか次元が違くて笑ったけどw
【引用元】
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/aquarium/1539876794/
窒素の行方を考えていくのは良い環境を作るために重要な事ですね。レスに貼られたHPとても勉強になりますよ!活性汚泥大事ですね。