こんにちは(o´▽`)ノ
インペリアルゼブラプレコを初めて飼育・繁殖させようと考えている方に、飼育者のメンタル面について記載しました。
特に熱帯魚飼育が初めて、プレコ自体を初めて飼育する方に読んでいただきたいなと思います。
インペリアルゼブラプレコは美しい
インペリアルゼブラプレコは、非常に美しく水槽内で目を見張るものがあります。この個体を自らの手で増やしてみたいという願望も当然のごとく現れます。
しかし、いきなりインペのような高級魚を飼育すると後が大変かもしれません。
以下に私が飼育して、思ったことを記載していきます。
思ったよりメンタル面にきます
精神的に重荷
インペリアルゼブラプレコは、ご存知の通り比較的高級魚にあたります。親個体であれば、数万円はします。そのような高級魚を飼育している事自体が、それなりのストレスになります。
餌を食べなければ心配になり、喧嘩をすれば心配になり、夏になり温度が異常に高くなると心配になり、、、といった具合です。私が小心者という事もありますが、、。
多数飼育はさらにストレス
インペだけではないと思いますが、繁殖のためには、個体数が多いことに越したことはないです。メンバーの入れ替えなど色々できます。
そのため、早く増やしたいという思いから、多頭飼育に手を伸ばしてしまいます。上記に関連しますが、個体数が増えれば増えるほど、心配が増えて行きます。そして、個体数が多いほど事故が増えます。
病気になった時が最悪
個体が順調で、生き生きしている時は良いですが、病気になったりもします。下のエロモナスに罹患したインペは、雌個体で当時4万円しました。そして、亡くなりました、、、。
他にも私の知識不足、経験不足で死んでしまった個体も多いです。
メンタル負担を下げるために
キンペコで慣れる
キンペコ(キングロイヤルペコルティア)は、インペに比べて繁殖させやすく、飼育方法も似ています。グレードを問わなければ比較的安価で購入できるので、キンペコで練習しておくとかなり違うと思います。
飼育する感覚?をキンペコで養うと良いかもしれません。
小型プレコを多数販売し、自家繁殖もしている有名ショップの店長さんも、キンペコの方が繁殖が簡単とおっしゃっていました。
トラブルが起きた時でも、割と余裕をもって対処できます。なぜなら以前経験しているからです。
ブッシープレコはもっと簡単?
ブッシープレコは更に繁殖が容易な部類なので良いかもしれません。値段が安価で成長も早いので親を手に入れやすいです。
インペから始めました
私は、インペを美しさに惚れインペから始めました。しかもプレコ自体は初めてでした。
しかもいきなり、10匹ぐらい購入しました。しかも、さらに買い足して、あれよあれよで親子体が増えていきました。
よくわからないなりに、色々調べ、色々な方に話を聞き繁殖まで行くことが出来ました。稚魚も入れると一時期かなりの数を飼育していました。しかし、胃が痛かった。
同じように悩まれている方も多いのではと思い、過去に
↑のようなインペの記事を記載しております。
いきなり初めたものですから、失敗も多くありました。落とした個体もいます。≫インペリアルゼブラプレコの病気について
今の経験を持ったまま過去に戻れるなら、繁殖も含めもっと上手くやっていたと思います。よいペアを失ってしまったこともあります、、、。
やっぱりインペが飼いたい!
でもやっぱり、インペ飼育したいという衝動は抑えにくいかもしれません。プレコ好き、底もの好きにとって憧れの魚です。幾何学的なストライプ、ネコ目、ほのかに青いヒレ、純白の白、、、こんな魚はそうそういません!
いきなり複数匹飼育せずに、1,2匹などでしばらく飼育して、個体をよく見て慣れていくことも良いかもしれません。
子どもを飼育する
今すぐでなくても、いつかは繁殖したらいいなとお思いの方は稚魚を飼育しても良いかもしれません。ただし、成熟まで数年かかるので覚悟は必要です。また、稚魚と成魚は、筒を入れた時の動態が変わります。
少し小さいですが鑑賞的な面でも稚魚でも美しいです。
まとめ
飼育した後の、飼育者のストレスについて記載しました。お伝えしたかったことは、「高い魚を飼育することは精神的に楽じゃないかも。」という事です。
慣れてくると、精神的な負担もあまり感じないですし、最初に比べて今はトラブルもぐっと減った気がします。
高い魚を飼育するストレスは、インペリアルゼブラプレコだけではなく、他の魚にも共通していると思います。
あまり精神面の記事を見ないので記載してみました。魚が心配になりすぎて、家族への心配りが減ってしまったら生活に支障が出ます(*_*)
ここまで読んでいただきありがとうございました。