オトシンクルスは結構色々な種類がおります。また、族から違ってもオトシンクルスと呼ばれております。
オトシンクルスについて、分類や参考写真、情報のリンク集を作ると便利かなと思い作成中です。めちゃくちゃ作りかけです。随時更新していきます。かなりスローペースですので申し訳ありません。
日本で流通していた個体を記載していきます。
オトシンクルスとは?
オトシンクルス (Otocinclus) は、ナマズ目ロリカリア科ヒポプトポマ亜科に分類される魚の総称です。南アメリカ原産の小型のナマズの仲間です。よくペットショップに売っているのは、ヴェスティタス(vestitus)等見た目が似ている種をまとめてオトシンクルスとして販売しています。下の画像の個体ですね。並オトシンとも呼ばれています。
その他オトシンネグロなども有名ではないでしょうか。
オトシンクルスの分類
前述のように、ナマズ目ロリカリア科ヒポプトポマ亜科に分類され、
ヒポプトマ族、オトティリス族、ランピエラ族と3つの「族」に分かれます。学名までとはいかないでも3つに分かれると知っておくと整理しやすいと思います。
ロリカリア科(Loricariidae)
→ヒポプトポマ亜科 (Hypoptopomatinae)
- ヒポプトポマ族 Hypoptopomatini
- アケストリディウム属 Acestridium
- ヒポプトポマ属 Hypoptopoma
- ナノプトポマ属 Nannoptopoma
- ニオビクティス属 Niobichthys
- オトシンクルス属 Otocinclus
- オキシロプシス属 Oxyropsis
- オトティリス族 Otothyrini
- コルンバタイア属 Corumbataia
- エパクティオノトゥス属 Epactionotus
- アエリケイリクティス属 Eurycheilichthys
- ヒソノトゥス属 Hisonotus
- ミクロレピドガスター属 Microlepidogaster
- オトシリス属 Otothyris
- オトシロプシス属 Otothyropsis
- パロトシンクルス属 Parotocinclus
- シュードオトシンクルス属 Pseudotocinclus
- シュードオトシリス属 Pseudotothyris
- スキゾレシス属 Schizolecis
- ランピエラ族 Lampiellini
- ランピエラ属 Lampiella
ヒポプトポマ族
オトシンクルス属 Otocinclus
オトシンクルス=並オトシン
オトシンクルス=ヴェスティタス(vestitus)、ヴィッタートゥス(vittatus)、アフィニス(affinis)等数種類が似ているので区別せずまとめて指していることが多いです。並オトシンともいわれています(charmの説明参照)
オトシンクルスの代表です。
オトティリス族
ヒソノトゥス属 Hisonotus
オトシンネグロ
オトシンネグロ(ス)は学名:Hisonotus leucofrenatus(Otothyropsis piribebuy?)は、ブラジル南部、パラグアイ、アルゼンチン等を産地とする小型のナマズの仲間です。
現地では、ブラックウォーターの川で生育している事が多いようです。名前のネグロはrio negro=黒い川を示しているのではないかなと思っています。(違っていたら教えてください!)
オトシンネグロについてはブログでいろいろまとめています。
オトシンネグロ ゴールデン
最近オトシンネグロのアルビノが作出され流通し始めました。ゴールデン色が特色で、大きくなるとややパール色になる印象です。水槽内で目立ちます。
ヤフオク!でたまに出品していますのでよろしければご覧ください。
パロトシンクルス属 Parotocinclus
グーグル翻訳ですが、南アメリカの広範囲にいるみたいです。
ハロルドイ
●学名:Parotocinclus haroldoi
スピロソーマ
●学名:Parotocinclus spilosoma
●グーグル画像検索:
マクリカウダ
●学名:Parotocinclus maculicauda
個人的にヒレのオレンジが美しく非常に好きです。
ペルナンブコ
●:Parotocinclus sp. 学名はありません
グリーンドット(エプリー、ロンギロストリス)
グリーンドットは、産地(ベネズエラ、ブラジル)で若干違い、学名も違うようです。日本でグリーンドットという場合は2種類混在しています。画像は、ロンギロストリスです。
●学名:Parotocinclus eppleyi 、Parotocinclus longirostris