こんにちは(o´▽`)ノ
池や鯉や金魚のブリードを行っている叔父から、「池を掃除したら大量のザリガニがいた。泥抜きしたから、ザリガニ食べてみないか」と連絡がありました。こんな機会滅多にないので早速受け取りに行きました。
実際食べてみました
3日ほど泥を吐かせたとのことです。
とりあえず20匹程いただきました。20匹もいると結構迫力があります。
やっぱりザリガニはカッコいいですね。フォルムがワクワク感をくすぐります。
私自身は、ドワーフザリガニのブリードを行っていましたが、アメリカザリガニ以外のザリガニの特定外来生物指定で現在はザリガニ自体飼育していません。タイゴースト面白そうですね。
ザリガニは寄生虫が多いので、念入りに茹でます。10分は茹でた方がいいです。絶対、生では食べないでください。
アメリカザリガニは肺吸虫の中間宿主となることが知られている。中華料理では食感を保つため「爆炒(さっと炒める)」料理にされることも多いが、専門家は短時間の加熱で寄生虫を完全に死滅させることは困難と指摘する。アメリカザリガニの場合、全体を摂氏100度の温度に10分間さらす必要があるとした[6]。
参考:wikipedia
ゆでると真っ赤です。アスタキサンチンの色ですね!
実際剝いてみると殆ど食べるところがありません。
尻尾から少量身が取れるだけです。エビと違いますね。今回ミソ(中腸腺・肝膵臓)は食べませんでした。
胃には未消化物がある可能性があるので食べないほうがいいと思います。美味しくないと思います。
1匹から取れる量は画像程度です、、。
オリーブオイルとガーリックで炒めました。あれだけいたのにほんのちょっとです、、、。
味は、甘くて独特な風味があるエビです。美味しいと言えばおいしいですが、若干泥臭い感じもします。清流で食用に育てられたザリガニはもっと美味しいかもしれません。
調べると食用の冷凍ザリガニが結構販売されています。これは美味しいそうですね。
アメリカザリガニは、中国や、フランスなど海外では普通に食べられている食材です。中国では2兆円規模の産業だそうです。
中国水産学会『ザリガニ産業発展報告』(2017年)によると、中華人民共和国は世界最大のアメリカザリガニ生産国となっている。飲食店なども含めたザリガニ産業の2016年の総生産額は1,466億元(約2兆4,000億円)、産業全体の就労者は500万人近く、南京ではザリガニ料理が全飲食業の売り上げの20~25%を占めている。
参考:wikipedia
余談ですが、個人的には手長エビも独特な味がします。手長エビ捕まえるの面白いですよ!
アメリカザリガニとウチダザリガニ
アメリカザリガニ(Procambarus clarkii)は、日本に輸入されてきた理由は、ウシガエルの餌でした。
フランス料理で利用されるさらにおいしいザリガニが日本で定着しています。
その名も「ウチダザリガニ」
ウチダザリガニは、1926年に「食用」として輸入されました。私はウチダザリガニの存在を知った時「こんなザリガニが日本にいるんだ。」と非常に驚いた事を覚えています。
ウチダザリガニは現在、「特定外来生物」として指定されているため、生きている状態での移動は重い刑罰の対象となります。
食べる方法は、通販か、現地で捕まえて現地でボイルして持ち運ぶしか手がありません。通販は、阿寒湖漁業協同組合が行っています。一度食べてみたいですね。
まとめ
叔父さんも年齢が70を越えますが生まれて初めてザリガニを捕まえて食べたそうです。
日本人はザリガニを食べることに関してやや嫌悪感がある印象です。海外で言う「タコ」でしょか。
話のネタに一度ザリガニを食べてみるのもありかもしれません。直接調理することが苦手な方は冷凍ザリガニも販売しています。是非ご賞味ください。新しい世界が開けるかもしれません。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。