スケミッティ 

ドワーフザリガニ Cambarellus schmitti「スケミッティ」の飼育方法

こんにちは(o´▽`)ノ

青く小さくてかわいい、ドワーフザリガニ 「スケミッティ」の飼育方法について記載して行きたいと思います。

私の飼育方法・飼育経験になりますので、あくまで参考程度にして下さいね。

※記事の個体は国内でドワーフ スケミッティとして販売されていた個体を購入し自家ブリードしたものです。

ドワーフザリガニ(Dwarf Crayfish)とは?

ドワーフという意味は、「小さい」という意味です。直訳?すると、「小さいザリガニ」です。カンバレルス属(Cambarellus属 )に属するザリガニを指すと思います。

最大3~4cm程度です。オス3cm程度 メス4cm程度という印象です。

Dwarf crayfish グーグル画像検索

※ザリガニの属名については下記記事を参照して下さい。

≫ザリガニ画像一覧(リンクはグーグル画像検索結果)

ドワーフザリガニの種類

現在日本で飼育されている種

私の見たことがある種類は下記の通りです。2006年の輸入規制(記事:ザリガニは輸入規制あり?)により、これらのザリガニは現在輸入されておりません。

○有名なテクサナス(Cambarellus texanus)、ストライプ柄

シュフェルディ(Cambarellus shufeldtii)、ストライプ柄

メキシカンドワーフ(Cambarellus patzcuarensis )、ストライプ柄

オレンジ色は、CPO(Cambarellus patzcuarensis sp. orange)

○スケミッティ(Cambarellus schmitti)

日本での飼育 詳細不明種

○チャパラヌス(Cambarellus chapalanus)

○モンテズマエ(Cambarellus montezumae)

○リーストクレイフィッシュ(Cambarellus diminutus)

日本のサイトで見られた種です。過去に輸入はされている様ですが、、。私の情報収集が甘く詳細不明です。メキシコのチャパラ湖(及びチャパラ湖水系)に生息しているようです。CPOのパツクアロ湖と生息地域が近いですね。

スケミッティについて

学名は、Cambarellus schmittiといいます。Hobbsという人が1942年に論文発表した様です。

アメリカでは、フォンタルドワーフザリガニ(Fontal Dwarf Crayfish)と呼ばれているようです。

RED LISTの情報では、アメリカ合衆国の、フロリダ州スワニー川流域とのことです。

【レッドリスト(英語: Red List, RL)】・・・国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリスト。 wikipediaより

 

フロリダ州 スワニー川(Suwannee River)

スワニー川です。赤点の左側に川が流れています。

因みにスワニー川は、フォスターの「故郷の人々」で出てくる川です。

直訳ですが、「この種は澄んだ川と泉に生息している(Hobbs 1989)」とのことです。

原著

こちらのタイトルが最初の論文と思われます。ご興味がある方はご覧下さい。

Hobbs, H. H., Jr. (1942b). The Crayfishes of Florida. Univeristy of Florida Publications, Bioloogical Science, 3(2).

スケミッティの飼育について

水槽

普通の水槽(60cm)水槽、上部濾過で飼育しております。

30cm水槽等でも十分可能です。その際は、十分な呼吸が出来るように溶存酸素について気をつけてください。ザリガニはエラ呼吸のため、魚と同様酸素がなければ窒息してしまいます。

上部濾過や外掛け式ではそのままで良いと思います。水作エイト(ぶくぶく)などでも飼育出来ると思います。

アメリカザリガニの飼育で、背中が出る程度の水量でも飼育はできます。ザリガニが横になって鰓を空気に触れさせています。水が汚れやすいのでご注意ください。

水質

水質については、極端なpHでなければ、あまり拘らなくても大丈夫だと個人的に思います。

「エビは、弱酸性 ザリガニは、弱アルカリ性が良い」

という情報を目にしサンゴを入れた事もありますが、あまり意識していなかった時と変わらない印象です。

あまり手入れが必要だと、アクアリウム自体が嫌になってしまうため極力シンプルに飼育しております。

敷砂

私は、主にプラチナソイルを使っています。ブラックホールなどの石でも良いと思います。これらは、飼育してから暫くするとザリガニのデトリタス食性に合った地面にしてくれる印象です。地面が良い環境になると、稚ザリの生存率も上がる印象です。

プラチナソイルを入れた環境

●黒い底砂ブラックホールを入れた環境

多分pHは、水換えの頻度などから、6.5~6.8程度でしょうか。

温度

温度は、私の環境では、5℃(室内)~30℃ぐらいまでは飼育はできております。参考程度に留めてください。理想温度はたぶん15℃~26℃程度と思います。

温度が高いと、卵が孵化しない、稚ザリが育たない、酸欠等リスクがありますので、適温での飼育をおすすめします。30℃で飼育できた年もありましたが、奇形・脱皮不全が出た年もありました。

≫【奇形発生】ドワーフザリガニの夏場の酸欠に注意!

追記:試験的に、1匹無加温で飼育しました。水槽を置いていた場所が、木造の古い家だったので、1月後半頃は家の中なのに氷が張っていました。3月の現在その個体は生きていました。感激です。

温度については、水槽内の環境等の違いもありますので、あくまで参考程度で留めてください。無加温での飼育は自己責任でお願い致します。ザリガニには良くありません。

餌は、何でも食べると思います。簡単なのは、ダイソーのザリガニの餌や、熱帯魚等飼育していたらそちらの餌で良いと思われます。

私は、どじょう研究所のグロウEを使用しております。グロウは、消化吸収が難しい小麦粉類を排除しているという謳い文句が有名です。熱帯魚の餌として使用しているグロウをそのまま流用しています。ザリガニは小麦粉を消化できるかは分かりません、、、シュリンプは出きるそうです。

餌の頻度は、私は毎日与えていますが、1間隔でも良いと思います。飼育しているうちに感覚がつかめてくると思います。

水換えの頻度

水換えについては、私は2週間に1度他の熱帯魚水槽のついでに、交換しています。5~7割ぐらい換えてしまいます。換えない時もあります。アバウトです。

水質の変化があまり無いようにしたほうが良いという情報もあるため、それぞれだと思います。硝酸塩には強いようです。

「この種は澄んだ川と泉に生息している(Hobbs 1989)」との事ですので、どちらにしろ、綺麗な水のほうがザリガニとっては良いと思っています。生物濾過を増やしましょう。

水槽内の個体数について

ザリガニにしては温和な種類と思われますので、多頭飼育が出来そうです。

共食いについて

ザリガニは、共食いの印象をお持ちの方もいらっしゃると思います。共食いはショッキングなシーンですよね。

私は、親・子共に共食いをしている場面を見たことはありません。温和な種類ではないかと思います。勿論個体数が多すぎたり、餌が少ないとこの限りではないと思います。

≫ドワーフザリガニの共食いについて

ザリガニの薬剤耐性について

ザリガニは、シュリンプと同じく、薬に弱いそうです。熱帯魚の病気の時に入れる薬もそうですが、特に「農薬」、「殺虫剤」には、からきし弱いみたいです。

落札者様からのお話を載せておきます。

スケミッティの落札者様から、もう一度入札がありました。理由は、準備のためにプラケースに入れておいたザリガニが全滅してしまったとの事でした。

理由の1つに考えられるのは、が飛んでいて殺虫剤部屋に撒いたそうです。そして次の日に全滅していたそうです。

そんな事で?とお思いになるかもしれませんが、調べるとそういった事例があるそうです。また、シュリンプの例ですが、田んぼが近いと、撒いた農薬が風で飛んできて、、、といったこともあるそうです。

100%原因とは言えませんが、お気をつけ下さい。

繁殖について

繁殖は、特別意識しなくてもしている印象です。繁殖力は旺盛ではないでしょうか。水槽をたまにがさがさすると、交尾している場面に良く出くわします。

雄雌を取り出して繁殖を意識的に行った事はありません。

12℃程度でも交尾しておりました。

受精したかは分かりませんが、体格差がある個体同士も交尾しています。

抱卵後(もうすぐ孵化)の親の写真です。改めて親なのに小さいなぁと思います。

 

繁殖サイズについて

繁殖サイズについては、ちゃんと調べた事は無いですが、セメント腺のある小さそうな個体を見てみました。TL2.5cm弱程度でしょうか。

2cm程度ペアが交尾しておりました。ちっちゃくてかわいいです。

≫ドワーフザリガニCambarellus schmitti(スケミッティ)の雌雄判別

有精卵、無精卵について

抱卵している個体を4匹取り出して写真を撮ってみました。抱卵の時期が違う為、色合いなどは差があります。※卵の色は、環境によって黒くなるみたいです。私の環境での卵について記載します。

最初の個体が一番見分けがしやすいと思います。有精卵は黒く、無精卵は乳白色を呈しています。

約10日後の写真です。見づらいですが、黒い卵だったところに目が現れています。

色合いからして、有精卵?ではないかと思います。

白っぽい卵です。こちらは最初無精卵かと思っていましたが、、隔離して様子を見ました。

10日後の写真です。②の個体のような色合いになってきました。産卵直後は白っぽいのだと思います。

 ③と同じく、白っぽいですが、形がいびつなものがあります。経過は観察していないので、確証はありませんが、有精卵・無精卵が混じっていると思います。

≫Cambarellus schmitti「スケミッティ」 卵追跡

スケミッティの色合いについて

現在の飼育環境では、親は真珠色~白縹~スカイブルー~コバルトブルーの間で落ち着いています。私の飼育環境では他の色を見たことがないです。

しかし、ドワーフ種のザリガニは色固定はされていないと思いますので、環境によってはそれ以外の発色が出ると思われます。

小さい稚ザリは、透明が多いです。1cmぐらいになると色づいてくる印象です。

≫スケミッティの体色について

混泳について

実際に熱帯魚と混泳して様子を見てみました。現状捕食されている様子はありません。しかし、個々人環境も、生体も違うので混泳は自己責任でお願いします。下記記事に詳細を記載しています。

≫熱帯魚とドワーフザリガニを混泳してみました!

まとめ

ドワーフザリガニを飼育して思う事が、「小さくてもザリガニだ」、「かわいい」、「飼育が楽」という事です。小さくてもザリガニで、顔を近づけると、手を挙げて威嚇します。かわいいです。

飼育が楽というのも、長く楽しむコツではないかと思います。あまり手入れが必要なものは面倒になってしまうこともあります。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

≫ドワーフザリガニまとめに戻る

 

icon
iconグロウE
icon