※ドワーフザリガニは、2020年11月2日より、特定外来生物に指定されます。指定されましたら、個体の飼育、移動、繁殖、販売等が禁止されます。違反したら法に触れることになりますのでご注意ください。現在飼育している個体に限り、半年以内に飼育許可の申請をする必要があります。こちらの記事は、過去にこういったザリガニが飼育されていたと過去を忍んでいただけると幸いです、、、。アメリカザリガニ(Procambarus clarkii)は、指定されていませんので何か飼育のヒントになれば幸いです。
こんにちは(o´▽`)ノ
今回は、ドワーフザリガニの共食いについて記載して行きたいと思います。
※個人の1意見程度でご覧下さい。
一般的にザリガニは共食いをしやすい
一般的に、ザリガニは共食いしやすいです。ザリガニに仲間意識がというものが存在していないためだと言われています。自分以外のザリガニは、餌、もしくは敵という認識らしいです。成熟した個体は、雌雄の意識はあるようです。
飼育環境(個体のサイズ調整、障害物を増やすor逆になくす等)により、共食いのリスクを減らす事は出来ますが、一番無難なのは単独飼育だと思います。
ドワーフザリガニは共食いしにくい?
ドワーフザリガニ(スケミッティ、シュフェルディ)はザリガニにしては温厚な種だと思います。
記憶の限りでは、共食いの場面を見た事がありません。たまに死んだ個体を食べている事があります。あまり死ぬことがありませんので、水槽内の数もあまり減りません。
数があまり減らない→あまり死なない+共食いが少ない(無いとは言い切れません)
と思います。
こちらは一時期のシュフェルディの画像です。暫くこのような形でしたが、ぱっとみ、数が減っている感じはではありませんでした。
こちらは、スケミッティです。上の写真ほどの数は水槽内にいませんでしたが、平穏でした。
共食いしにくいと思った2例
やっぱり温厚だなと思った2例を紹介します。
1例目
下の写真は、脱皮に失敗した個体です。第1胸脚(大きい爪)は両方欠損し、第2胸脚(足の部分)以降も歯抜け状態です。まともに立てず、ひっくり返るとなかなか起き上がれません。何度か、起こすのを助けた事もあります(ザリガニにとっては余計なお世話かもしれませんが;)。死んでるかと何度も思いましたが、触ると元気です。
このような状態でも、他のザリガニに襲われず生きています。胃石もあるので、そろそろ脱皮しそうです。つまり、前の脱皮から次の脱皮が出来るぐらいまで生きているという事です。他のザリガニではこのような個体が生存する事は少ないのではないかと思います。
私の個体では長老レベルの個体ですので、寿命も近いかもしれません。元気でいてほしいのですが、、。
2例目
もう1例は、脱皮したが奇形になってしまった個体です。第1胸脚~の殆どが奇形でまともに歩けませんでした。こちらの個体は、脱皮直前まで頑張ったのですが、敢え無く亡くなってしまいました。胃石が見えたので、あとちょっとだったのですが、、。次の日には、死体はなくなったので食べられたと思います。
逆に言うと、亡くなるまでは襲われていないという事です。
メキシカンドワーフ(CPO)は共食いしやすい
個人的には、メキシカンドワーフは、共食いしやすいと思っています。メキシカンドワーフの共食いについては、下記の記事をご覧下さい。
まとめ
スケミッティ、シュフェルディに関しては共食いはしにくいと思っています。テクサナスは飼育していないので分かりません。
多頭飼出来るのは、ドワーフザリガニの大きな長所ではないかと思います。小さいのにしっかりザリガニでかわいいです(o´▽`)ノ
※私が飼育して思ったことですので、あくまで1意見としてご覧下さい。共食いがないとは言い切れません。
ご覧頂き有難う御座いましたm(_ _)m