こんにちは(o´▽`)ノ
ザリガニ絵本が古本屋で売っていたので、興味本位で購入しました。中身を見たら、結構色々書かれていてびっくりしました。絵本、、侮れないです。
表、裏表紙
裏表紙の時点で、口腔の分解した絵です。子どもから大人までですね!
書かれていた内容
ざっと、「おっ」と思われた内容を書きます。
●ザリガニのふるさと 結構具体的に
●日本に住んでいるザリガニの仲間(ニホンザリガニ、ウチダ/タンカイザリガニ)
●ザリガニの腹脚は退化
シュリンプと違い泳げない
●ザリガニ解剖 胃歯等
胃の中に歯があるんですね。
●アメリカザリガニが青くなる、白くなる仕組み
●ザリガニの冬眠方法
●ザリガニの孵化から脱皮まで
2回脱皮する様子を詳細に絵で書かれています。
●ザリガニの子育ての様子
●ザリガニの砂被り
●胃石の意味
●呼吸方法、酸欠の時
●ザリガニの脚の再生の過程
詳細に絵で書かれています。最初に袋状の膜が出来るみたいですね。
●ザリガニの体色の変化について
星状の細胞内の色素の散らばりについて書かれています。
●ザリガニの血液の色
●ザリガニの標本の作り方
標本の作り方まで載っていました。殻だけ集め組み立てるのですね。
ザリガニの体色の変化 星状の細胞について
ザリガニには、目の付け根(眼柄)に体色を変えるホルモンが分泌されます。目から入ってくる明るさによって調節しているようです。眼柄は、脱皮制御のホルモンも出している事で有名ですね。
このホルモンが、体の表面の星形の細胞中の赤色素胞に含まれる赤い色素の粒(色素顆粒)を、ちらせたり集めたりして体色を変えているそうです。また、これは別の機序かもしれませんが、白色素胞も有るみたいです。
ザリガニの体色の変化は様々な要因(光量、周囲の色、えさ等)が有るようですが、一つの視座になりますね。
まとめ
今回絵本を見て、勉強になりました。マニアックな事まで書かれていました。しかも、挿絵付きで。挿絵付きで端的に述べられているので、私のような初心者には、いい勉強教材になるのではないかと思いました。
挿絵を書いている方は、浅井粂男さんという方で、魚、鳥、哺乳類、植物の各分野で、図鑑、絵本と幅広く活躍。特に、海辺、川などの水生動植物には、取材をもとづく緻密で正確な絵に定評がある。との事です。
31ページで、15分ぐらいで読めるので、お勧めです。他の「かいかたそだてかたずかん」シリーズも購入しようかと検討中です。
ご覧頂き有難う御座いましたm(_ _)m