こんにちは(o´▽`)ノ
決死の踊りで、交尾を目指すピーコックスパイダーについて記載したいと思います。
ピーコックスパイダーとは
ピーコックスパイダー(孔雀クモ)(例:Maratus volans )は、オーストラリアのみに生息する、2~6mm程度の超極小のクモです。米粒程度の大きさです。色合いは非常に美しく、Maratus属にはカラフルな色合いのものが沢山います。
この動画が大きさを知るのに良い動画です。
交尾のためにダンスを披露する
ユニークなダンス
オスは、メスに気に入られるため、ダンスを披露します。そのダンスが非常に面白おかしくも見えます。長い足を大きく広げ、腹部にある鮮やかな扇のような部分を大きく広げメスに見せます。動画をご覧になると良く分かります。
ダンスに失敗したオスは、、、
ダンスに失敗したオスは、何とメスに食べられてしまいます。見た目はユニークでも、本人達にしたら死を覚悟したダンスです。
しかも
しかも、交尾後素早く逃げなければ、メスに食べられてしまいます。
そもそも、極小サイズなのでメスにたどり着くまで数々の死難が待ち受けている事と思います。そして最後の試練がメスへの求愛です。折角成功しても、メスに食べられてしまいます。
実は見た目の方が、、
米カリフォルニア大学バークレー校のマデリン・ジラード氏の研究では、メスは見た目がダンスの2倍重要だという研究結果を明らかにしたそうです。どの正解でも見た目は重要ですね、、。
命について考えさせられる
生物の生き様を見ていると命・生きる事について深く考えさせられます。今回のピーコックスパーダーも、あらゆる困難に立ち向かいながら何とか自分の遺伝子を残そうと必死です。文字通り「必ず死ぬ」レベルかもしれません。
よく食材として利用されるミズダコは卵が生まれてからメスが、6~7ヶ月、餌も食べずに孵化するまで世話をするそうです。そして孵化したらメスは死に絶えてしまうそうです。
まとめ
繁殖云々は置いておいて、日々必死に生きて役目を果たしている生物の姿を見て、熱い思いが湧き出てきます。
ご覧頂き有難う御座いましたm(_ _)m