こんにちは(o´▽`)ノ
私は、生まれたての稚魚の餌としてマジックリーフを通常の餌に併用して使用しています。
マジックリーフの使い方を記載して行きたいと思います。



マジックリーフとは
正式名称モモタマナ(Terminalia catappa)という、シクンシ科に属する樹木らしいです。これの枯葉を乾燥させたものが、マジックリーフ(アンブレラリーフとも呼ばれます)です。
太平洋諸島からインドにわたる熱帯域を中心に分布しており、日本でも琉球列島と小笠原に分布しているようです。日本名は、コバテイシです。
プレコ稚魚の餌としての使い方
私は、生まれたての稚魚の餌として使用しております。マジックリーフを入れておくと餌切れの心配が減ります。
生まれたての稚魚は、非常に脆弱です。特に餌切れに弱いです。しかも結構大食漢な印象です。そのため、日に何度も餌を与えるのが生存率を上げるコツの一つじゃないかと考えております。しかし、仕事もありますし、中々何度も餌は与えられません。時には外泊や出張もあるでしょう。そんな時に、通常の餌と併用してマジックリーフを入れておくと、いつでも餌がある状態ですので、安心だと思います。
以下に私の使い方を記載して行きます。
マジックリーフをふやかす
マジックリーフは、そのままでは稚魚は食べれません。私は、適当な場所に浮かべて、ふやかして(腐食させて)います。ふやけるまで時間(2週間ぐらい?もっと?)がかかりますので、プレコが繁殖したらすぐ準備するのが良いと思います。私は直接ですが、charmでは、「軽く水洗い、または煮沸してから水槽に投入してください。」とありますので、そのようにした方が良いかもしれません。

稚魚に与える
ふやけたら、そのまま稚魚に与えます。この際人工餌(グロウ)も併用しています。

どんどん食べます。気がつくと、葉脈を残して綺麗に食べてしまいます。

食べ終わる頃には、ある程度大きくなっていますので多少餌切れにも強くなっている印象です。
微生物が湧く?
マジックリーフと、人工餌の食べ残しで、いい感じに微生物(インフゾリア)が湧いているのではないかと思います。これが稚魚の良い餌になり相乗効果になっているのではないかと最近思っています。餌の食べ残しは水質を悪化させるので定期的な掃除は必要と思います。
私は、隔離箱で育てるので、1~2日に1回はスポイトで掃除しています。スポイトがあると掃除がかなり楽ですので、1本持っておいても良いかもしれません。
≫インペリアルゼブラプレコの繁殖⑥ 生まれたての稚魚の飼育方法
落葉は?
落葉は有用性がありそうです。ザリガニには餌として使われていたりしますね。プレコにも、日頃から試そうかなと思っているのですがまだ実施できていません。柏は大きな葉ですので、試してみる価値はありそうですが、、。
※秋に一度柿の葉で試行したことがありますが、稚魚が食べられるまでにかなりの時間を要しました。数ヶ月いれていましたが、なかなか柔らかくなりませんでした。
マジックリーフの効能
●ブラックウォーターを作る

ネグロ川などアマゾン川の多くはブラックウォーターだそうです。現地の環境の再現には良いかもしれません。ただし、インペリアルゼブラプレコやキンペコの出身河川であるシングー川(Rio Xingu)はブラックウォーターではなく澄んでおり、pHも7.5程度(場所によりますが)と高めみたいです。
ブラックウォーターの主な成分は、タンニンです。タンニンによって
→pHが低下する
→軟水化させる
→抗菌作用がある といった効果が生まれる様です。
●ベタの繁殖に使用
ベタの繁殖については門外漢なので詳しくは説明できませんが、ベタはブラックウォーターのある場所に生息しているようです。東南アジアのベタブリーダーの間では盛んに使用されているようです。ワイルドベタいつかやりたいです。ベタ・ブロウノルムを、、、。
まとめ
マジックリーフがあると、餌切れに気を使う事が減るのでおすすめです。もしよろしければ試してみてくださいね。ただし、栄養が偏る?と思われますので人工餌も与えてくださいね。
ご覧頂き有難う御座いましたm(_ _)m