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雑記

脳卒中後の車の運転の可否について

こんにちは(o´▽`)ノ

今回は、脳卒中やてんかんを患った方の車の運転の可否ついて機能面でなく、法律的な面で記載して行きたいと思います。

※若干曖昧な部分もありますので、運転を希望される方は警察署にお問い合わせ下さい。

※県によって違うかもしれません。

退院時、車の運転が問題となる

脳卒中(脳梗塞、脳出血)を患うと、麻痺だけではなく、高次脳機能障害という脳の障害が発生することが多いです。例えば、視野が狭くなった、注意力が低下した、自分が思ったように動作が出来ない、言葉が喋れない、計画を建てることが出来ない、、、etc。障害部位によって多様な症状が出現します。そのような方にとって、退院時問題となるのが「車の運転していいの?」という所だと思います。

警察の許可がないと違法?

実際に警察署に行き担当者にお話を伺いました。脳卒中後の運転の可否について、判断する仕組みが存在していました。

しかし、脳卒中後でも運転可否の審査なしで運転しても、法律上では取り締まる規定はないとの事です(2018.7現在)。

※ただし、免許更新時に申告しないと罪(1年以下の懲役、または30万円以下の罰金)に問われるようです。

しかし、もし審査を得ずに、事故を起こしてしまった場合、悪質性が問われ刑罰が重くなる、民事裁判で不利になる可能性があるとの事でした。

非常に重要な事です。

実際の申請の流れ

実際の申請の流れについて記載して行きます。

1.地域の警察署に行き、面接を受ける

2.規定の診断書を警察署から貰い、医師に記載して貰う

3.運転適正係に送付する(各市町村に設けられている訳ではなく、県庁所在地など大きな町の警察署にあるようです。)

4.臨時適性検査を受ける。

5.運転の可否の判断を受ける。装具、改造車の義務化など制限が付く場合も。

能力によっては、省略される様な事も仰っていました。

保険は?

一社しか確認していないのですが、脳卒中だから保険が効かないという事は無いようです。他社では、保険が効かない事も考えられます。

まとめ

今回はあくまでも法律的な内容について記載させて頂きました。

前述の通り、高次脳機能障害が残存すると、レベルによりますが、予測不可能な事故が起きる可能性が非常に高いです。車に乗れない事より、もっと大切なものを失う可能性は高いです。是非、しかるべき審査を受ける事をお勧めします。また、「乗らない勇気」を持つことも重要かと思います。免許を返上している方も多いようです。

審査を受けたからと言って、免罪符にはなりません。自分しか責任は取れません。不安があれば、主治医と良く相談する、教習所で実地訓練を行うことも重要だと思います。

ご覧頂き有難う御座いましたm(_ _)m

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