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インペリアルゼブラプレコ

インペリアルゼブラプレコの繁殖① 概要

こんにちは(o´▽`)ノ

今回は、インペリアルゼブラプレコの繁殖の概要について記載して行こうと思います。

自分が経験した事や見聞きした事を中心に記載するため、間違った内容も多々あると思います。ある飼育者がこうやってたぐらいで考えてください。

インペリアルゼブラプレコの繁殖の流れ

インペリアルゼブラプレコの繁殖の流れをざっくり流れを説明すると、

1.繁殖したいメスが、オスの筒に行く

2.オスがメスを受け入れると、メスが奥に入り、産卵します。

※産卵まで凡その目安は、順調なら2日程度と思われます。

3.オスがその後精子をかける

4.オスが、稚魚が自立するまで子守をする。

と言う流れです。途中で稚魚を出してしまうので、最大何cmぐらいになるまで子守をするかは分かりません。コリドラスみたいに、その辺に産み付けてほったらかしではないです。

≫【実録】キンペコ繁殖②

 繁殖に必要なもの

1.成熟したオスとメス

2.産卵筒

プレコの産卵筒が多分必須となります。多分と言うのは、レイアウトの隅で繁殖したという事を聞いたからです。恐らく、産卵筒のような良い場所が合ったのだと推察されます。

3.雌の待機する場所

個人的に、繁殖したいオスの傍に待機する場所があった方が良いです。

成熟したオスとメスについて

オスとメスの見分け方には、こちらのページでまとめましたのでご覧下さい。

飼育していると、人間でもそうですが、「モテるオス」がいるような気がします。沢山オスがいる中で、メスが集まって来るオスが確かに居ます。

私に飼育の方法を教えてくれた方(3ペアで月20~30匹をコンスタントに生み出していた凄い人です)は、尾ヒレの上端が綺麗に伸びた雄と言っていました。

繁殖サイズ

私も厳密には分かりませんが、オスは7cmぐらい メスは6cmちょっとぐらいが目安だと思います。オスも6cmぐらいで成熟するかもしれませんが分かりません。

稚魚からなら、餌の頻度等によりますが2~3年と思います。

※コリドラスについて調べていた時に出てきた情報ですが、あまり餌を与えすぎて成長を早めると、生殖器官が成長に追いつかず不能となるとありました。真偽は不明ですが、早すぎる成長は良くないかもしれません。

何年まで繁殖するか?

限界は分かりません。10年以上の飼育歴のある個体が今も繁殖を続けているという情報を見ました。10年って凄いですね。

産卵筒について

産卵筒は大きいもの、小さいもの、先がとがっているもの色々あります。

インペの体より明らかにサイズが大きいものは喜びません。また、先が尖っているものを好むようです。

また、インペはそれぞれお気に入りの筒があり、定まったら例え筒から出ても元に戻ってきます。そのため、インペが気に入るをそろえる事も大事です。

カマボコ型、先細いものそれぞれあります。がの方が好まれていた印象です。

明らかにサイズが大きい場合は好んで入らないのでご注意ください。

どちらの筒でも、繁殖しておりました。ただ、先が細い筒の方が気に入る個体が多かったような気がします。

メスの待機する場所について

メスは気に入ったオスがいたら、その筒の傍に待機し、何度かのアタックを行い最終的にゴールインします。

そのため、近くに待機する場所を作ってあげると良いかもしれません。

写真はあくまでも1例です。

飼育温度について

私は、24℃~30℃で飼育したことがあります。

実際繁殖を確認した時の温度は、27℃~29℃程度だったと思います。他の飼育者様も大体これぐらいの温度で飼育していると思われます。

24℃で飼育している時も、メスがオスにアタックしている場面は確認しましたので、可能性はあります。電気代の兼ね合いもあるため低い温度で出来たらとは思いますが、、、。

pHについて

ある実績のあるブリーダー様は、「pHは気にしていない。その地域にあった水質(pH)で良いと思う。」と仰っておりました。

実際、pHを調整するのは神経を使うので、これを気にしなくていいのはありがたいです。私は、pH7.8で繁殖したときがあります。その方はpHは7以下との事です。

つまり、pH6.?~8程度なら繁殖するのではないのかなと思っております。

産卵の誘発について

水換えを行う

水換えで産卵を誘発します。

水換えを行うと、個体が刺激されてそわそわし出します。乾季が過ぎて、雨季になるとフレッシュな水が流入します。その状態を表しているのでしょうか。水換えによってpHが一時的に変化する事も、キーになりそうです。

8割ぐらい水換えを行います。

水換えの頻度について

真偽は不明ですが、大潮の時は生き物は繁殖しやすいそうです。アカテガニさんは、大潮の日に一斉に海に下りて卵を放出しますので何かあるのでしょうね。

全然関係ないですが、海沿いのある地域では、このアカテガニが普通に道の上を歩いています。テンションが上がり、捕まえたことがあります。とても速いです!

大体2週間に1回なので、私もそれに合わせて前日に水換えをするようにしています。出来ない時も多いですが、、。

水換えの温度について

雨季になり新しい水が流入するため、若干温度が低くなると思います。確証は無いですが、水換え時は1~2度低い温度の水がいいかもしれません。

産卵をとめてしまう行為

水換えは、産卵をとめてしまう原因にもなります。それは、水槽内の水温を上げてしまうことです。

28℃の水温で、飼育している時に、不用意に温かい水を注いで水温を上昇させると、それをきっかけに産卵がストップすることがあります。ですから、夏場などの高水温期に水換えをする場合は注意が必要です。

これは、情報として得たものですので、経験はしておりません。具体的に何度上げるとストップするかは分かりませんが、雨季の流入も考え、低い温度で換えた方が無難です。

参考書籍

私は、書籍でアクアライフ 2016年 10月号 プレコ特集を参考にしております。丁寧に書かれています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。インペに限らず、生き物の飼育・繁殖は本当に奥が深いです。その道ごとに真摯に研鑽を積んでいる方に頭が上がりません。ブログで、ヒントを記載してくださる方が沢山いらっしゃいます。勉強させていただいております。

次回は、ペアリング等について記載して行きたいと思います。

ご覧頂きありがとう御座いましたm(_ _)m

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