こんにちは(o´▽`)ノ
今回は、ネオンテトラの故郷について記載して行きたいと思います。アマゾンが故郷なのですがもう少し詳しく調べてみました。
ネオンテトラは原点
ネオンテトラ(Paracheirodon innesi)といえば、アクアリウムの代名詞のような存在です。
青と、赤の美しいラインは秀逸です。ネオンテトラとコリドラスとヤマトヌマエビが私のアクアリウムの原点です。幼い頃(丁度熱帯魚ブームだった頃)親が立ち上げた水槽を毎日眺めていたのを思い出します。親はすぐ辞めてしまいましたが、、。
ネオンテトラは、光りの当たり方によって、色合いが変わります。青く見えると思ったら、、
光りの当たり方で全然違います。
最近は、改めてネオンテトラを楽しんでいます。
こんなにも美しい魚が、100円未満(まとめ買いなら1匹20円も!?)で購入できる事に改めて、驚きます。ゲシュタルト崩壊のような感覚?に襲われます。
そんな熱帯魚の代名詞ですが、改めて「故郷はどこだろう?」と疑問に思い調べてみました。
ネオンテトラの故郷
ネオンテトラの故郷は、南米のペルーです。ブラジルではありません。
アマゾン川には有名な川が多々ありますが、その中のウカヤリ川水系でのみ見られるそうです。ウカヤリ川は、アマゾン川でもかなり上流の川です。
ウカヤリ川の写真です。かなりブラックウォーターですね。
ネオンテトラは、緩やかな小川や溜まりを好んで生息しているようです。現地の言葉で、イガラッペってやつです。
現地の環境
ウカヤリ川水系の某イガラッペの環境です。
●気温:32℃ ●水温:28℃
●pH:5.4 ●TDS:40μs
さすがブラックウォーターです。pHが5.4と低めですね。
ネオンテトラは何故安いか?
ネオンテトラは、繁殖が難しいといわれています。しかし、適切な環境で繁殖させれば大量に増やすことが出来ます。それを実現しているのが、東南アジアです。現地で、ウカヤリ川の環境が完成しているのでしょう。
東南アジアも、熱帯魚が有名ですね。例えば、ミャンマー産で人気なミクロラスボラ・ハナビ、エリスロミクロンやアナバスの仲間のグラミーやベタなども東南アジア産です。
ハナビは有名ですが、個人的にはエリスロミクロンの方が好きです。成熟してくると、青い縞模様が浮き出てきて美しいです。その上泳ぎ方はホバリングです!
まとめ
ネオンテトラが日本に輸入された時は、1匹数万円だったそうです。勿論ワイルドで、現地からの輸送で疲弊しており、さらに環境が整っていない事からデリケートな存在だったそうです。
前述のように、繁殖技術が確立されてから丈夫で飼育しやすい個体へと変化していきました。これは、他の熱帯魚でもブリード個体でも言えることですね。
日本産のブリード個体は、日本の水に慣れており、丈夫でかつブリードしやすいと言われています。
最近ネオンテトラをちゃんと見ていない、飼育していないなぁと思われ方は改めてネオンテトラに注目してみて下さい。驚くほど綺麗ですよ(o´▽`)ノ
ご覧頂きありがとう御座いましたm(_ _)m