こんにちは(o´▽`)ノ
以前下記の記事を書いた時、あまりにもマグネットポンプの電気代が高いことに気がつき、代替の商品を探していました。
≫【意外に高い?安い?】水槽ポンプ・フィルターの月額電気代についてまとめてみました!
今回ポンプを、120cm水槽をRioプラス1700に変更することで電気代が半額になり、騒音の問題も解決しました。
マグネットポンプが抱える問題を一気に解決できたため、参考になればと思い記事を書かせていただきました。
オーバーフロー水槽=マグネットポンプ?
私は現在2つのオーバーフロー水槽を所持していますが、中古で購入したためかどちらもマグネットポンプでした。最初からマグネットポンプだったため、オーバーフロー水槽=マグネットポンプとイメージが自然とついてしまいました。
マグネットポンプは、いくつかのデメリットがあります。
私はマグネットポンプの電気代が高い、騒音、水温が上がるといった問題に悩まされていました。
電気代が高い
写真は、私が使用しているマグネットポンプの1つです。
写真が小さくてすいませんが、消費電力がそれぞれ75Wです。75Wは、月の値段にすると、約1575円です。年間にすると、18900円とバカにできません。
因みに私は2台動かしていましたので、月額4000円近く(年間48000円)オーバーフロー水槽を回すのにコストがかかっていました、、、。
騒音
騒音も困りました。家族からは、「テレビが聞こえない」と文句を言われるのが辛かったです。ゴールデンタイムはポンプを止めていました、、、。
水温が上がる
マグネットポンプを利用されている方は、良くご存知だと思いますがかなりの熱を持ちます。水温が約2~3℃程度上昇します。冬はいいですが、夏場は辛いです。クーラーを27℃設定にしても、30℃水温があるという悲劇です。
今はマグネットポンプは主流ではない?
マグネットポンプは出力安定に定評がありました。今は普通のポンプも優秀になってきたため、通常のポンプが使われている事も多いそうです。
※お詳しい方コメントいただけると幸いです。記事に追記しようと思います。
Rio(リオ)プラス1700に交換しました!
マグネットポンプのデメリットを克服したいと、行きつけの熱帯魚屋さんに相談してみた所、120cm水槽はカミハタRioシリーズを紹介していただきました。値段が安く、揃えている店舗が多いようです。
※ポンプはエーハイムも出ているのですが、値段が高価な上に修理や買い替えまでに対応が遅れるとのでした。ただしエーハイムのほうが性能が良いかもしれません。
現物・使用方法
1700のポンプの大きさは、大人の片手ぐらいです。マグネットポンプより小さいです。
ポンプにホースをつないで濾過槽に置きます。水の出口は、シンプルに水槽まで引っ張りました。
※今回はオーバーフローのみですが、底面濾過やディフューザーなどにも利用できます。
揚程(ようてい)に注意
揚程(ようてい):ポンプが水を揚げる高さの事
揚程が高いほど、流量が減ります。
下は揚程が20cm程度の写真です。
もう一枚は、揚程が120cmの写真です。写真では分かりにくいですが流量が全然違います。
飼育する生体が、多かったり、アロワナなどの大型魚や水を汚しやすい個体でしたら大きめのポンプ(Rio+2100、2500、3100)の検討が必要かも知れません。
電源周波数によってパフォーマンスが変わる
50Hzと60Hz地域では、60Hzの方がパフォーマンスが高いです。50Hz地域の方は、ワンサイズ上のものを購入したほうが良いかもしれません。ポンプも50Hz用、60Hz様分けて商品が販売されています。
下の画像のように、消費電力が地域によって違います。W数が低いという事は、それだけパフォーマンスが下がるという事です。
マグネットポンプとの比較
見事に、音、熱、電気代が解決しました。
Rio+1700(60Hz)の消費電力は32wですので、半分以下の電気代(672円/月)になりました!
音はほぼ無音です。熱もあまり発生しないので、水温上昇に悩まされる事もなくなりました。
非常に嬉しいです。
まとめ
中古のオーバーフロー水槽は、マグネットポンプ付きで販売されている事も多いため、オーバーフロー水槽=マグネットポンプだと思い込んでいました。
しかし、現在はポンプの性能が向上し必ずしもマグネットポンプでなくても良くなって来ました。
私のような機会音痴の人間には、ポンプを換えるという発想が出てきませんでした。電気代を調べてやっとポンプを換えるという考えに行き着きました。
同じように騒音や電気代、熱で悩まれている方がいらっしゃいましたら是非試してみてくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。