こんにちは(o´▽`)ノ
今回はゼブラ模様と猫目がかわいい、インペリアルゼブラプレコの飼育方法について記載して行きたいと思います。
アマゾンとは違い水槽の中ですので、これが最適解といった飼育方法を導き出すことは容易ではないと思います。生き物は奥が深いです。
飼育の方法は飼育者それぞれお考えがあると思います。私の記事は1例程度で留めて置いて下さいね。
インペリアルゼブラプレコ?という方は下記記事をご覧下さい。
インペリアルゼブラプレコの飼育方法
pH
水質は、弱酸性~弱アルカリ性まで大丈夫そうです。私は、pH6.5~8.0程度まで飼育しておりました。
ただ気をつけて欲しい事は、低すぎるpHには弱いとの事です。
「ある日筒に入っていた雄が全て出てきて、水槽の上方にとどまるようになりました、雌も水面近くに集まり苦しそうにしています。これは、pHが5.0近くまで落ちた時に見せる危険信号で、ここからpH4.7まで下がると、限界を超えて死ぬ個体が出てきます。」
アピストやベタではないので、ここまで下げるという事はあまりないかも知れません。しかし、大量に飼育している場合等は、pHがすぐに下がる事もありますので注意です。
ちなみに先ほどご紹介した海外のサイトでは、シングー川のpHは6.6~7.1と記載されいます。貴重な情報です。
As far as water parameters go I measured these values in the Rio Xingu; pH: 6,6-7,1, NO3: 4-5 mg/l, GH: 1-2, Temperature: 26,3-34,6° C all measured in a depth between around 30-100 cm.
引用:Amazonas
≫シングー川(Rio Xingú)の水温、pHを調べてみました!
温度
私は、24℃~30℃までの温度で飼育しておりました。個人的には、どの温度でも餌食いはあまり変わらない印象です。しかし、温度が高いと、代謝が活発になり餌食いも良くなる様ですので、可能であれば高めの方が良いかもしれません。
ただ、28℃で飼育していた稚魚(2cm強)を、電気代をケチって(当方の地域では、冬場飼育部屋はマイナスになる事もあるので、、)24℃まで飼育していたら、15匹ぐらいバタバタと死んでいきました。温度が原因かは分かりませんが、、。よく言われている、28~29℃あたりが、無難かもしれません。
餌
餌は、飼育者によって色々お考えがあります。
1例だと、クロレラにアカムシと動物・植物性栄養素をそれぞれ入れている方もいらっしゃいます。ココアを与えている方もいらっしゃいます。
私は、グロウのみです。拒食もなく、繁殖もしております。
【グロウは消化吸収の難しい小麦類を排除しているとの事です。実際糞が少ない印象です。私が見る限りでは拒食はありません。】
ただ、食事をさらに改良すると繁殖頻度は増える可能性はあります。
エアレーション
飼育温度が比較的高温(28~29℃)ですので、エアレーションはあった方が良いです。高温になると、溶存酸素が減る為、生体に負担がかかります。それ以外でも、エアレーションがあった方が、生体が元気な気がします。
水槽のサイズと生体の数
当然、多い水量・広いスペースに少ない生体がベストです。
しかし、繁殖もしたいしそんな事は言ってられないので、二つの観点から考えます。
1.水質
プレコは結構な量の糞をしますので、水の汚れが速いです。濾過能力が高ければ沢山入れても良いかもしれません。繁殖にも影響すると思われます。
2.プレコ同士のストレス
インペは、結構喧嘩します。雄同士、雌同士だけでなく、雄VS雌もあります。
喧嘩して、怪我して、病気になり、死ぬ、、苦い思い出です。
特に筒があると、筒の奪い合いで雄同士の喧嘩は必発と思います。よく舐められます。
逆に筒がなければ、争いが減り、落ちる個体もぐっと減ります。
※舐める・・・最初私も知りませんでしたが、プレコは口を使って攻撃します。その様子が舐めているように見えるため、このように言われているのではないかと思います。
私は、45cm水槽では、2~3匹程度 60cm水槽 4~6匹程度 90cm水槽10匹程度で飼育しておりました。あくまでも参考程度にご覧下さい。
プレコ同士の喧嘩
インペは縄張り意識が強く、気に入った筒があるとお互い激しく喧嘩します。
写真は、オス同士が筒を争っています。今改めて見ると、この水槽は入れすぎかもしれません。
見てるこちらは、あまり心臓に良くありません。ひどい時には1つの筒に3匹入り込んだ時があり、筒を割りました。
写真は、舐められた後がありますが、結構ある事なので意外に大丈夫です。しかし、致命傷になりその後エロモナス、水カビ病になって落ちた個体もいるので、、、。
こちらの写真は、尻尾がばさばさになっています。
あまり入れすぎないor大きなスペースを用意することが対策の1つと思います。
≫なめられたインペリアルゼブラプレコの回復過程をまとめました!
水換えの頻度
水換えは、繁殖と大きく影響をしておりますので、インペリアルゼブラプレコの繁殖① 概要の記事で書いております。
私は、2週間に1度大潮の前ぐらいに7~8割ぐらい換えています。勿論2週間に1度で耐えられる濾過力があることが前提です。
・1週間に1度 1/3~1/2量
・毎日少量
様々考え方があります。
産卵筒について
産卵筒は大きいもの、小さいもの、先がとがっているもの色々あります。
お勧めの筒
インペの体より明らかにサイズが大きいものは喜びません。また、先が尖っているものを好むようです。
また、インペはそれぞれお気に入りの筒があり、定まったら例え筒から出ても元に戻ってきます。そのため、インペが気に入る筒をそろえる事も大事です。
私は、スドーシングルチューブSと、プレコハウス セミコーンS、WSMを使用しています。
●スドー シングルチューブS
選んだ理由は、稚魚の取出しが容易だからです。また、キンペコ・インペで有名な方がお勧めしていた事も理由です。何より安いです。Lは大きすぎるので注意して下さい。Lはキンペコの大きい個体でも少し大きいかな?ぐらいのサイズです。
●セミコーンS
先っぽが尖っています。
先っぽが尖っているほうが気に入る個体が多かったような気がします。
使用していない筒
筒については、それぞれお考えがあると思いますが、私は長い筒は使用していません。
理由は
1.2匹が挟まって死んでいたことがある。
ペアをある方から購入して、直接運びました。その時、長い筒に入ったオスと外に出ていたメスを同じ袋に入れて運びました。家に帰るころは、メスもびっくりした為かオスの筒に入っていました。まだ、インペについて何も知らない頃、「繁殖したかも」と喜んでいました。そして、次の日何かおかしいと思い、がんばって引きずり出したら、ペアが死んでいました、、、。
それは、短い筒でもそうなんじゃ、、、と思われるかもしれませんが、あの時のショックがトラウマで長い筒はそれ以降使っていません。結構奥まであるので、2匹入ると不安になります。いざという時に取り出しやすいですしね。
2.稚魚が生まれても取り出しずらい。
無理な取り出しは稚魚へダメージになります。
また、恐らく短いほうが、卵があるか、孵化しているかが確認しやすいです。
もしかして、長い筒を使ったほうが、もっと繁殖したかもしれませんが、それについては私は分かりません。長いほうが奥も暗くなり、インペにとっては、過ごしやすいかもしれません。
メスの待機する場所について
メスは気に入ったオスがいたら、その筒の傍に待機し、何度かのアタックを行い最終的にゴールインします。
そのため、近くに待機する場所を作ってあげると良いかもしれません。
レイアウト
レイアウトは、繁殖のしやすさ、好みなど色々あると思いますので、色々試すのも面白いです。ブログやヤフオクで飼育場面の写真を上げている方もいらっしゃいますので参考にされると良いと思います。
プレコは隠れる所(日陰)があると落ち着く為、安心して過ごせるような場所を作ってあげてください。
私は、繁殖、掃除のしやすさを考えてシンプルにしておりました。掃除のしやすさは大事です。
混泳について
こちらの記事でまとめましたのでご覧ください。
病気について
以下の記事でまとめましたので宜しければご覧下さい。
参考書籍
私は、書籍では月刊アクアライフ 2016年 10 月号を参考にしております。丁寧に書かれています。
アクアライフはアクアリウムを学ぶ、最新情報を知るには最適な雑誌です。
初心者の方から深く親しんでいる方まで楽しめます。私の地域では、アクアライフを販売している本屋さんがありません。もっとアクアリウムについて学びたいと思い、最近年間購読を始めました。今では毎月が楽しみです。
年間購読だと、無料でデジタル版が付いてきます。パソコンやスマホでも読めるようになります(o´▽`)ノ
まとめ
インペリアルゼブラプレコは、比較的強い種だと思います。
環境に慣れたら、簡単には死にません。死ぬ要因は、水質の除いて、互いの喧嘩や入れすぎに因って起きるストレス等が一番と思っています。
また気づいたことがあったら追記して行きたいと思います。
ご覧頂き有難う御座いましたm(_ _)m
初めまして、コメント失礼致します。
記事を読んでいて自分でもインペリアルゼブラプレコを飼ってみたいと思ったのですが、販売などはされているのでしょうか??
宜しくお願い致します!
はやと様
初めまして!
インペリアルゼブラプレコ自体は、charmやヤフオク!で出品しております。
もし繁殖を考えているなら、親をおすすめします。子供は安いのですが、成熟するまで時間を要する事、死んでしまうリスクもあります。練習で、キングロイヤルペコルティアも良いかもしれません。インペリアルゼブラプレコより安価で繁殖もインペリアルゼブラプレコより簡単です。